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【個人的】僕の吃音を改善した具体的な方法

吃音
この記事は約6分で読めます。

 このページでは、僕の個人的な体験になりますが、吃音改善の方法について解説します。

 治療方法だけをただつらつらと述べても味気ないので、僕が今までしてきた吃音治療も合わせて紹介します。

 当時は「この治療って意味あるんかな~?」とか思ってた時期もありましたが、点と点がつながるような出来事もあったので今では、無駄ではなかったのかな?なんて思っていますが… 

それでは、僕の体験してきたことを参考にしてくださいね!

30万円払って
東京の治療院に通った思い出

 僕の初めての吃音治療は民間の治療院でした。

 治療院に行ってたのは約10年前の20歳くらいでした。 正直、その治療院はかなり高かったので、結果的に通い続けることはできませんでした。8回の来院で30万円くらいの費用がかかったような…

 その時は、僕はまだ大学生で滋賀県に住んでいました。吃音の治療院は東京にあったので、1週間に1回その治療院に行くためだけに滋賀から新幹線に乗って一人で東京に行ってた記憶があります。

 その時通っていた治療院では、吃音を改善する訓練?トレーニング?をしていました。そして、宿題みたいな感じトレーニングを家に帰ってからもしていました。

 当時は言われたまま訓練をしていましたが、「リズム発話」というトレーニグ方法で吃音治療では割と一般的な方法になります。 

 新幹線で東京に行って、治療院の予約時間になるまでカラオケ屋さんに入って一人でトレーニングをしていた記憶があります。

 治療院に行ってたのはかなりお金がかかりましたが、それだけ高額なお金を払ってでも吃音を治したいと思っていました。

 もし、吃音が治れば「30万ってめちゃくちゃ安い!」と感じていました。今も、その感覚は今でも変わっていません。多分「確実に吃音が治る治療が100万円」って言われたら、借金をしてでもその治療を受けます。

思い返すと
同じトレーニング内容だった

 結果的に、このトレーニングが僕が吃音の改善ができたトレーニング方法でした。でも、当時に治ったわけではありません。

 吃音の治療院に通うのをやめてから約10年後にリズム発話に再度取り組んで、試行錯誤して訓練をしたら治ったって感じです。多分、10年前も同じようなトレーニングをしていたけど、当時は、意識というか意味を理解してトレーニングができてなかったんだと思います。

 でも、これから紹介する僕のトレーニング方法が、昔通っていた治療院と同じトレーニングだと気づいてから「あぁ~やっぱりある程度、効果が期待できるトレーニングなのかな」と自信が大きくなりました。

吃音の情報商材はどうなの?

  ネットで「吃音 治し方」とか検索すると、吃音改善の情報商材もでてきます。吃音を治したいという人の中には買ったことがある人もいるかもしれませんね。

 僕も情報商材は買ったことあります。多分、何個か買ったと思います。

 情報商材も悪くはないと思います。僕は結果的に改善しなかったですが、もしかしたら改善するかもしれません。情報商材って1~3万円くらいなので、もし吃音が治ったらコスパは最強だと思います。

 でも、情報商材の難しいのが「先生がいない」ってことですよね。初めて自分が取り組むことを教科書だけ渡されて「はい、自分ですすめてね!」って言われてるようなもの。

 スポーツでも勉強でも「先生・指導者」がいないと自分が正しくできているのかもわからない点で成果は出にくいのかなと思っています。その点では、僕の場合は治療院でのトレーニングで少しだけヒントがあったので、理解できた部分が多かったのかもしれません。

 多分、情報商材だけを買ってトレーニングしても、成果が出る前に挫折をしてしまう人がほとんどなのかな?と思っています。

 情報商材でも結果を出せる人は初心者じゃなくて上級者にように思います。つまり、吃音の矯正の知識がある程度あって、症状が改善した経験も少しあって・・・でも、もっとよりよく改善したい!知識を得たい!って人にはいいかもしれませんね。

吃音改善の
具体的な方法の解説

 ここから僕が具体的に吃音を改善した方法を紹介します。僕の治療方法は「リズム発話」という方法です。もう少し具体的に解説しますね。

 これは多分練習しないとできません。僕もまだ普段から気をつけたり、緊張する場面では多少練習しています。

スキル習得の前の前提知識
リズムのつけ方の2段階

 『話す時にリズムに意識をむける』のスキル習得のための手順の前に前提となるリズムのつけ方の2段階について解説します。

レベル1:一音ごとにリズムをつける

例文:「僕の名前はなおきです。」→「ぼ く の な ま え は な お き で す 。」

みたいな感じで1音ずつを弾ませるような話し方になります。普段話している話し方より不自然になりますが、「リズムに意識をむける」という点に関しては非常に有効です。

レベル2:文節ごとにリズムをつける

例文:「僕の名前はなおきです。」→「ぼくの なまえは なおきです。」

こんな感じで普通の話し方に近づきますね。

吃音改善の4ステップ

では、吃音改善のための4ステップについて解説していきます。

  • STEP1:頭の中で、リズムに意識をして発音する
  • STEP2:ボソボソと小声で、リズムに意識をして発音する
  • STEP3:話すの時の声量の独り言で、リズムに意識をして発音する
  • STEP4:相手に話す時に、リズムに意識をして発音する

 こうやって箇条書きに書くと、内容が薄っぺらくなりますね…(笑)。それぞれ意図があるので最後まで読んでくださいね!

※ 少し前に解説した「リズムのつけ方の2段階」でレベル1の1音ごとにリズムをつける方が簡単だと思います。慣れてきたらレベル2の文節ごとにリズムをつける方法にチャンレンジしてみてくださいね

STEP1:頭の中で、リズムに意識をして発音する

吃音の人でも頭の中で話している時に、言葉に詰まることはありません。頭の中で自分が話しているところをリズムを意識してイメージしてみてください。

STEP2:ボソボソと小声で、リズムに意識をして発音する

ボソボソと小声の独り言もそこまで吃らない人が多いかも。独り言のリズムが一瞬で頭にイメージできれば完璧!

STEP3:話すの時の声量の独り言で、リズムに意識をして発音する

STEP2のボソボソ声の声量を、普通に話す声量にしてみよう。ボソボソだと吃らないけど、声量を大きくすると少し吃りやすくなるかも。

その時は「言葉」に意識するんじゃなくて「リズム」への意識を強く。口に力が入っていると感じるなら、まだ「言葉」への意識が大きい証拠ですよ。

STEP4:相手に話す時に、リズムに意識をして発音する

STEP3での独り言のリズムと同じように話せたらOK。

でも、STEP3までは比較的にできる人もいるかもしれませんが、STEP4になると急に頭が真っ白になる人が多いかも。。。その時はSTEP1かSTEP2でリズムの印象をつけてから話すと少し話しやすくなりますよ。

【最終】STEP1からいきなりSTEP4にできたらゴール

できなくてもイライラしない
ちょっとできた!でOK

 僕は吃音改善の練習としている時、上手くいくことばっかりじゃなかったので、正直上手くできない時はかなりイライラしてました。

「なんで、独り言やのに詰まるねん・・・チッ」って思っていました。もちろん、今でも吃ると自分にイライラして、チッって思います(笑)

 でも、前よりは話せるようになってるし、続けたらもっとよくなる!と思うとそのイライラも少し解消します。

 多分、吃音の人は共感してくれる人が多いと思いますが、吃音が気になるとどんどん口数が減ってしまいます。多分、僕も口数はかなり少ない方だと思います。

 でも、吃音が改善してくるとホント少しだけ明るくなれます。少しでも、吃る回数が減ったら1歩ずつ前に進んでいる証拠なので、練習を続けてもっと改善していってください!

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