僕は吃音治療についてLINEで配信しているのですが、僕が思ってたよりもみんな「成果を感じる」って人が多かったです。
個別でのオンラインサポート(これは有料)ではなくて、それ以外の普通の配信を読んでる人(無料のやつ)にもアンケートをとってみました。
そしたら「成果を感じる」って人が50%くらいいました。まだ、アンケートの母数がそこまで多くないので、もっとたくさんアンケートをとると割合は変化するかもしれませんが…
現状の割合では「成果を感じる」が50%、「成果を感じない」が25%、「実践していない」が25%くらいの感じでした。
正直、僕の予想より全然いい結果だったので、少しびっくりしています(笑)
多分、アンケートの母数が増えると、この割合は下がるはず。。。
でも、その中には「頑張ってるのに、成果がでないなぁ」って人もいるはず。きっと成果がでる人とでない人で「何かが違う」と思うので、僕がやりとりしてきた中で、ミスしやすい部分をピックアップして解説してみます。
シャドーイングは何のためにしてるの

シャドーイングを頑張っているけど成果がでないって場合に、最も【根本的な原因】は「シャドーイングをなんのためにしているのか」という『意図・目的』を理解しているかどうかです。
今、成果がでてる人であっても『意図・目的』を再確認するのはかなり大事です。
シャドーイングをしていて、たまたま成果がでたのか?それとも、狙って成果を出せたのか?の違いになります。
「意図・目的」を明確にすると『再現性』につながります。
野球に例えると、目をつぶってバットを振ったら、たまたまホームランになった。
これも嬉しいですが、相手の球種を読み、タイミングを合わしてスイングスピードが最大になるようにバットを振って狙ってホームランを打つ。
結果は同じホームランですが、この2つの実力には大きな差があります。
「シャドーイング≠吃音治療」を理解できているか
吃音治療においても、もしかしたら「シャドーイング=吃音治療」って思っている人がいるかもしれませんが、これは違います。
僕の考える「吃音治療」と「シャドーイングの関係」をまとめると、
吃音を改善するには、予期不安を解消しないといけない。
予期不安を解消するための方法はたくさんあるけど、一番簡単なのが「シャドーイング」
こんな流れになっています。
これからわかるのは「シャドーイングで成果を感じない」って人は「予期不安に効果的なシャドーイングができていない」と判断できます。
予期不安が解消されにくいシャドーイングの間違い

予期不安が解消されにくいシャドーイングをしている人の特徴を紹介していきます。当てはまっているものであれば、それを改善すると効果がでやすいかもしれません。
各々でバックボーンが違うので、クリティカルなアドバイスができないかもしれません。もし、より的確な情報を知りたいって人は有料の僕の吃音治療のオンラインサポートを使ってくださいね!
今回は2つの間違いやすい点について紹介しますね!
1,シャドーイングを練習だと思っている
よくある認識の違いとして「シャドーイングは練習、実際の会話が本番」と考えてる場合は効果が出にくいです。
全く意味がないわけではありませんが、シャドーイングを練習だととらえると、せっかくのポジティブな経験なのに脳への思考パターンに結びつきにくいです。
大学受験をする時に、模擬試験とか受けたことはありますか?
大学受験の本番はもちろん緊張をしますが、模擬試験も慣れていないと少し緊張しますよね。
勉強に例えると、学校でのテスト、模擬試験、大学受験本番の3つがあったとします。同じ問題でも学校でのテストは緊張しないですが、模擬試験になると少し緊張して、大学受験本番になるともっと緊張します。
これは「慣れ」と言ってしまえばそれまでですが、学校でのテストは学校でのテスト、模擬試験は模擬試験、受験本番は受験本番とそれぞれを別物だと考えてしまうことが原因です。
例え、学校でのテストであっても、このテストで将来が決まる。というような本番さながらの気持ちで受けるのと、まぁ点数悪くてもいいやと思ってうけるのでは、緊張度も変わります。
吃音治療でも同じように「シャドーイングは練習」と思っていると、シャドーイングと実際に話す時で脳は「違うことをしている」と認識します。
なので、シャドーイングをする時は実際に話すようにシャドーイングをすることが必要です。
2,無感情で淡々とトレーニングしている
次によくある間違いが「無感情で淡々とトレーニングすること」です。
予期不安を解消するには、脳に強烈なポジティブな経験を刻み込まないといけません。
そして、脳に刻みこまれる要素としては「回数」と「感情」があります。
つまり、感情が強く動いたときは少ない回数で脳に思考パターンが刻み込まれますが、感情が動かない経験はより多くの回数を繰り返すことが必要です。
そして、厄介なのはネガティブな経験の方が感情が強く刺激されやすいということです。
吃音に例えるとわかりすいです。吃音を誰かにからかわれた。これは出来事としてみると些細な小さい日常の1コマです。
でも、感情はめちゃくちゃ強く動いたはず。悔しくて泣きそうになるくらい感情が動きます。
逆に、シャドーイングを淡々をこなす人は1回上手くできても、ポジティブな感情になりません。
むしろ、ごくまれに詰まってしまったりすると、本来であれば気にする必要もない、その小さな出来事に対してネガティブに感じるかもしれません。
吃音治療で成果を出すには、これを逆にしなければいけません。つまり、吃音がでても気にしない。シャドーイングで上手くできたらめちゃくちゃ喜ぶ。
シャドーイングだけにフォーカスをすると、無感情で淡々とするのではなく。できたことをしっかり喜ばないといけません。
完璧主義ほど成果を感じにくい

無意識に「完璧に話さないといけない」と感じる人が多いように思います。
完璧主義自体は悪いことではありませんが、吃音治療で成果を出すことにおいては、邪魔になります。
きっと、吃音に悩んでいる人であっても話す言葉10割全てに詰まるわけではありません。どれだけ重度の吃音の人でも、吃音がでるのは話す言葉の半分以下です。
もし、6割が詰まらずに話せて、4割が詰まってしまったとしましょう。
完璧主義の場合だと詰まった4割に焦点を当ててしまいます。きっと、吃音が改善したらもっとポジティブに考えることができる!と思っています。
でも、これは間違いです。完璧主義の人は「スラスラ話せる9割、詰まる言葉1割」だったとしても、詰まる1割に焦点を当てて落ち込みます。
ポジティブに考えることができる人は、4割詰まっていても「6割話せた!」と喜ぶことができます。
完璧主義がゆえに、ネガティブ思考になりやすい。でも、ネガティブ思考よりポジティブ思考である方が吃音治療で効果を感じやすいと言いました。
もし、「自分は完璧主義かも、、、」という人も大丈夫です。思考パターンも生まれつきではなく、学習によって身についたものです。
具体的な方法はここで書くと長くなるので省略しますが、自分のなりたい思考パターンにすることができます。
完璧主義ではなく、まずは少しでもできた自分を褒めるようにしてみてくださいね!